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 レインボーサークルアントロポゾフィーに基づく教育と医療を結ぶ活動の一環として、障がいのある人々とともに生きる場である生活介護事業所、0歳から18歳まで、1対1の療育活動を行える児童発達支援及び放課後等デイサービスを開設しました。 

 生活介護事業所の大きな空間であるホールでは集いやクラフトや芸術、運動を行い、静かな小さな空間ではエクストラレッスンを始めとした個的セッションや看護ケアを行っています。

  また、バイオダイナミック農業によるカレンダーの従って作られる野菜を使った重ね煮の手作り給食が厨房で用意されています。          

 

  私達の施設では、幼少時から一貫して一人一人の生涯をアントロポゾフィーの観点で見通し温かさを持って関わり、一生を支えていけるよう努めていきたいと思います。          

 その場に集う者にとって精神・魂と体のお家(ホーム)と感じられるような場になるよう願っています。 

 

ダウンロード
にじいろのおうちの一日、療育、看護ケア、治療教育空間について
ご案内パンフレット3 (1).pdf
PDFファイル 483.7 KB

      

             地球、いのち、つながりを大事にする活動を。

 

 

  新型コロナウイルス感染症の拡大を避けるために、3密を防ぎ、にじの畑・交野の畑に出て療育活動も行っています。成人利用者も子どもの利用者も、畝を作って整え、種を播き、水をやり、収穫をしたり、また、野草を摘んだりと、ひとりひとりの利用者に合った様々な意味ある仕事があります。

 

 生駒山のふもと、空を仰ぎ、風と光のあふれる美しい畑で活動すると、利用者の心は整い、身体の統合が進んでいます。天体の運行に基づき、宇宙の働きを大地へ実りへともたらすことができるバイオダイナミック農業の方法は、大地と人間のいのちを癒してくれます。畑での毎日の活動は、感謝に満ち私達の本当のいのちの根源的なあり方を見つめさせてくれます。

 

 今後、経済的に難しい状況にある方が増えていくことを考えますと、ますます子どものいのちを守るために、畑の活動に取り組んでいく必要があると思います。

 

 今後は、児童発達支援及び放課後等デイサービスにおいても、土づくりから野菜を育てて自分で調理できるような子どもの活動を進め、いのちの意味を深く味わい、子どもの健やかな身体を作っていける畑の活動を、事業所として進めて取り組んでいきたいと考えております。